最近よく聞く「テザリング」ってどういう意味?
テザリングとは
テザリングは、簡単に言うとスマートフォンをモバイルルーター(モデム)にしてインターネットを利用できる機能のことです。
この機能によってWi-Fiのない環境に行ったとき、自分のスマホさえあればどこでもWi-Fiを使うことができるのです。
一番最初にサービスを開始したのはソフトバンクがiPhone5を発表した2013年1月からでした。
なので、テザリングを利用するにはある程度最近の機種でなければなりません。
その点だけ注意しましょう。
それでは以下より詳しくテザリングについて解説していきます。
テザリングを利用するのに料金はいくらかかる?
まず最初に気になるのは金銭的なことだと思うので(僕はそう(笑))、料金のことからいきましょう。
テザリングの料金はお使いの携帯会社によって違うのです。
ドコモの料金は?
ドコモの場合はテザリングオプションというものがなく、料金もプランに含まれています。
そしてドコモの中のプランによって変わってきます。
パケ・ホーダイ フラットの場合
→5,460円~8,190円/月
こちらは従量制のプランになり、テザリングをするとだいたいすぐに上限の8,190円にいってしまいます。
Xiパケ・ホーダイ フラットの場合
→5,985円/月
こちらは定額制プランです。
よくテザリングをする方は絶対にこちらにするべきでしょう。
auの料金は?
テザリングのオプション料金として500円/月です。
ただし、いつものキャンペーンとしてauの携帯を買ってから2年間はテザリング料金無料で使える場合が多いです。
ソフトバンクの料金は?
さらに、こちらも新規契約から2年間は無料で利用できる場合が多いです。
3種類のテザリング方式
テザリングにはの以下の3つの種類があります。
Wi-Fiテザリング
Wi-Fiを利用するものです。
スマホを無線ルーターとして使えるので、バッグやポケットに入れたまま利用できたり、複数の機器に同時に接続できるというメリットがあります。
デメリットとしては、次のUSBテザリングと比べると通信速度が遅いということと、バッテリーの消費が速いということが挙げられます。
また、無線なので他人に勝手に接続されるおそれがあり、セキュリティ面にも気を付けなければなりません。
USBテザリング
こちらはUSBケーブルを利用した有線によるテザリング法です。
Wi-Fiテザリングと比べると通信速度が速く、スマホの充電をしながら利用できるといった利点があります。
デメリットとしては、有線なのでスマホとPCなどの機器同士を繋いだまま利用しなければいけないという煩わしさがあります。
Bluetoothテザリング
Bluetooth(ブルートゥース)は近距離でのデータ送信を目的とした、無線規格の一つです。
このBluetoothでテザリングをするメリットは、Wi-Fiでテザリングした場合と比べてスマホのバッテリーの持ちが良いことです。
また、Wi-Fiに比べてネット利用時に使われる頻度が少ないことから、セキュリティ面においてもまだ安心感のあるものといえます。
テザリングの活用法
これまでみてきたように、テザリングすごく便利ですがあくまでも緊急用として利用するのが賢いです。
なぜなら、各携帯会社で速度制限というものがあり、だいたい一か月7ギガ使ってしまうと、その月の通信速度が最大128kbpsという速度になります。
普段のLTE回線だとだいたい最大100メガという速度なので、比べると800分の1の速度です。
動画はもちろん、普通のネットサーフィンなんかできたもんじゃありません。
速度制限を解除することもできるのですが、もちろんそこでお金を取られます。
各キャリアによって違いますが、2,000円~3,000円で2ギガ増やすことができます。
結構なお値段ですよね?
普段、自宅ではNURO光やフレッツ光の光回線を使うべきで、その他カフェやホテルでWi-FiがあるところではそのWi-Fiを使い、そしてWi-Fiのないところでどうしてもネットをしなければいけない状況の時はテザリングを使うのがおすすめのテザリング活用法です。
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